Cherish!!

「なぁ、晶?」
「ん?なぁにぃ?」

友哉と晶ははしごを降りていた。
「怖くないのか?」
「ぜーんぜんっ」

二人の出口は屋上だった。
桜の木がある庭には一番乗りだが… 。

「結構な高さなんっすけど…」
「ねぇ友哉ぁ!大丈夫ぅ?」
「…お前が言うのかよ?」

男のプライドをちょっと傷つけられた気がして、友哉は面白くなかった。
普通は、友哉こわーい、あたし降りられなーい!とか言うだろうよ。
まったく!この女は昔から。

昔… チビの頃?

「あれ?」
「どしたの?」
「ん、いや」

友哉の頭の中で何かがひっかかっていた。