Cherish!!

薫は深く息を吐いた。

『どう話したらいいのか…まだ頭の中で整理できないわ』
『薫』

信哉が薫の肩をぽんっと叩く。

『信哉様…』

2人は数秒見つめ合った後、意を決して話し始めた。

『…私達は親友でした。幼い頃から学校も同じでしたし、いつも一緒にいました。でも私達の中でいろんなことが変わり始めたのです。それは、誰かを大切に想う気持ちを知った頃…』

薫の顔色は、どんどん悪くなっていた。
今にも倒れてしまいそうなくらい。
そんな薫を気遣い、信哉は薫の手を握っていた。