非常灯だけのロビーは、昼間以上にだだっ広く見えた。
しん、と静まり返る空間。
たまに自販の電気音が響いているだけで、誰もいないその空間からは、この世のものじゃない空気が発っていた。
「友哉」
「なんだよ」
「行かないの?」
晶がじりじりと友哉に近付いてきた。
「晶は」
「あたしは付き添いだもん。友哉の仕事じゃない」
と言ってロビーの方を指差した。
「…ほんとは怖いんじゃないの?」
(ブチッ)
「違ーう!!」
「じゃあ一緒に行こうよ。話すの俺なんだし」
ニヤリと友哉は笑った。
ちょっとビビっていた気持ちを言い当てられた晶は、行かないとは言えなくなり、友哉の後をついて行くことになった。
しん、と静まり返る空間。
たまに自販の電気音が響いているだけで、誰もいないその空間からは、この世のものじゃない空気が発っていた。
「友哉」
「なんだよ」
「行かないの?」
晶がじりじりと友哉に近付いてきた。
「晶は」
「あたしは付き添いだもん。友哉の仕事じゃない」
と言ってロビーの方を指差した。
「…ほんとは怖いんじゃないの?」
(ブチッ)
「違ーう!!」
「じゃあ一緒に行こうよ。話すの俺なんだし」
ニヤリと友哉は笑った。
ちょっとビビっていた気持ちを言い当てられた晶は、行かないとは言えなくなり、友哉の後をついて行くことになった。



