「友哉、遅いよ」 「晶、お前昔からこういうの得意だよな…」 晶は友哉の前を歩いていた。 足はめちゃ軽い。 「友哉は見掛けは平気っぽいのに、ほんとはダメなんだよねぇ」 晶が笑った。 「せっかく女らしいカッコしてんだから、怖いとか言えないのかね…」 友哉がぼそりと反撃。 「友哉、もうあたしは昔のあたしじゃないんだぞ」 晶はちょっと怒って振り返る。 「そうだな。昔は超男っぽかったよな」 「もうっ! 言わないで!!」