「で、ちょっといいかな?」
郁生が心と共に楓達の方へやってきた。
「どうしたの?なんかあったわけ?」
「まぁね。これ、見て」
さっき心と見ていた本をバラッと広げて見せる。
「…ちっちゃくて、見づらいなぁ」
「昔の本だから。あ、そこ」
「なになに?」
早紀も覗き込んでくる。
「えーと。明治20年、我が家にて初めての舞踏会。鹿鳴館さながら、招いた客人はひけをとらないほどの高貴な方ばかり。父も誇らしげな様子だ…って、これ日記かなんか?」
「楓、続き!」
「はいはい。えー、我が友も祝いに駆け付けてくれ、私達六人は一室で夜中まで話続け…え?」
郁生が心と共に楓達の方へやってきた。
「どうしたの?なんかあったわけ?」
「まぁね。これ、見て」
さっき心と見ていた本をバラッと広げて見せる。
「…ちっちゃくて、見づらいなぁ」
「昔の本だから。あ、そこ」
「なになに?」
早紀も覗き込んでくる。
「えーと。明治20年、我が家にて初めての舞踏会。鹿鳴館さながら、招いた客人はひけをとらないほどの高貴な方ばかり。父も誇らしげな様子だ…って、これ日記かなんか?」
「楓、続き!」
「はいはい。えー、我が友も祝いに駆け付けてくれ、私達六人は一室で夜中まで話続け…え?」



