Cherish!!

とりあえず郁生の提案にのり(のりたくはなかったが)、5人は図書室へ戻ることにした。

晶は相変わらずこの突然の状況を楽しんでいるし、郁生は目を輝かす始末だ。
今夜は夜通し調べる気だろう。

残る3人は現実的だった。

「明日は帰れんのかしら?」
「わかんない…」
「腹、減ったな」
「心まで…でもほんとお腹すいたぁ」
「購買も終わっちまったし、どうするよ?」
「持ってきてもらうしかないか」
早紀がぼそっと言った。

「誰に?」
「決まってんじゃない、あの子によ」