郁生は嬉しそうに笑った。 「みんな無事でよかったよ」 郁生の言葉に6人は、ぎゅうときつく抱きしめ合った。 「あ」 「?」 「見て、あれ」 桜の幹から、4つの真珠が零れ落ちていた。 郁生は、皆の腕を擦り抜け、真珠を拾い上げた。 それを見た心は、晶から預かった真珠をポケットから出し、郁生に渡す。 郁生の掌で揃った6つの真珠。 「心」 「ん」 「早紀」 「…」 「友哉」 「おう」 「晶」 「うん!」