『律様… 律様を追い詰めたのは私の責任です。もう二度と…同じ思いをするのは…させるのは嫌なのです』 「椛…」 『楓…』 椛は楓に近づいた。 「椛さん…?」 『ごめんなさい、1度だけ… 1回だけ、あなたを貸して?』 数秒見つめ合った後、楓はこくんと首を振った。 椛の気持ちが… 痛いほどわかった。 『ありがとう、楓』 そう告げると、椛は小さな光となり楓の中に入った。