Cherish!!


『待っていました…』

「え?」

椛がぽつりと言った。

『律様のお気持ちを。私と同じ心でいらっしゃると言って下さるのを……待っていたんです、心から』

「椛…」

『でも、いろんなことがうまくいかなくなって… 想っていてもまるで1人でいるみたいで不安で…。でも浩二郎様が言ってくれました』


笑いながら、私の背中を軽く叩いた。


『結婚は気にするな。家の力を利用してやりたいようにやれ。婚約なんだから、後でどうにでもなる、な、椛』