あの時。 いつまでも変わらない友情を誓い合った。 でも私は。 椛を愛していた…。 誰よりも愛しくて、渡したくなくて。 でも自分の気持ちをまだ、告げてはいなかった。 あくる日。 父から事業が危ないと告げられた。 それから数日で、周りから人が急速にいなくなっていった。 信じていた人間も…。 本当に、天国から地獄へ叩き落とされたように家族は絶望の淵へと追いやられた。