『律様…』 椛の声にはっと我にかえる律。 『こんなこと、やめてください』 「……」 『楓を離して下さい、お願い』 「嫌だよ」 『え…』 「僕はもう、誰も信じない。誰も…」 『律様!』 「うるさい!」 律は楓とジリジリと下がっていく。