「!」 ビクッとする楓。 「やめて!!」 早紀は泣き叫ぶ。 一同は身動きひとつできなくなった。 「条件だ」 「…」 「晶の持っている真珠と交換だ」 「なに?」 「そうしたら、楓を離してやろう」 何を楽しんでいるのか、嬉しそうに律は笑う。 「律…!」 晶は頭をブンブンと振る。 「晶、何を迷ってるんだい?楓を助けたくはないのか?」 助けたい! 助けたい! でも… 真珠を渡したら… 郁が… …消えてしまう。