「どうしたの? し…」 「離れろ!!!!」 楓は心の声にビクッとした。 「郁……いや、律」 「律…?」 『心! 楓!』 信哉の声が聞こえた。 友哉や晶、早紀達の向かっている足音も。 「楓!」 「早紀?」 「楓! 早く!」 早紀が懸命に腕を伸ばしている。 「どういうこと? 郁」