あれだけ近寄れなかった桜の周りが… 郁生が進むにつれスムーズに通れるようになっていた。 「なんでぇ?」 晶は面白くない声をあげる。 「やっぱり律の生まれ変わりだからか?」 と、友哉。 「自分でもびっくりだな…あ、楓」 郁生は楓が1人でいるのを見つけ、手招きした。 「楓〜、早紀達どしたのぉ?」 「うん、ちょっとね」