…………… …………… 『消えたわ』 「え?」 彩子が不安な顔をした。 「何が?」 『私達を拒絶していた壁みたいなもの…』 「なら、郁の所に行けるんだな?」 『えぇ、そうね。でも…』 「どうしたんだ?」 彩子は目をそらした。