『私は最期の時まで、律様のお側にいたから…わかるわ。律様がこの近くにいらっしゃること』 「ほんとに…?」 『ほんとよ。早紀、そんな泣きそうな顔をしないで。あなたなら、わかるはずよ。最愛の人の一番愛している場所を』 郁の大好きな場所。 「もしかして」 「!」 『さぁ、あなた方。私を案内してくださる?』 彩子は、3人を見回し微笑んだ。