「は?」
「あたしがいるからみんなに」
「バカ野郎!!」
心は楓の腕を掴んだ。
「何考えてんだ!!」
「…だって、あたしが元凶なんだよ!!あたしさえいなかったら!!」
「楓!!」
心はありったけの声で叫んだ。
「お前は俺らの仲間だ!! 誰にも代えられない、俺らの大事な仲間だよ!!」
「違うよ」
「違わない。お前は大事な仲間だ。郁にも早紀にも、晶や友哉にも。…俺にもな」
「でも郁、いなくなっちゃったじゃない!!あたしの、せい」
「違う」
「早紀だってあたしは苦しめてたんだよ、郁だって、心だって」
「違う!!」
涙はとめどなく溢れる。



