楓の頭の中で、さっきの心の言葉がぐるぐるまわっていた。 『好きだ』 心の真っ直ぐな瞳。 前を歩く心の背中を見つめる。 子供の頃とは違う、もう1人の男なんだな…。 胸がズキンとする。 『すぐじゃなくていい。返事はお前がしたい時にくれ。俺はそれでいい』 『俺は楓の本当の気持ちが欲しい。嘘やいい加減な言葉なんかいらない』 心…。