そう懇願するも、姉貴は
「ダメよ、絶対ダメ。今、ここに光輝を入れるわけにはいかない」
と、冷たく返してきた。
なんで?
いったい、なんだって言うんだ。
俺がなにしたって言うんだ。
「どうしてだよ……!」
てか、何でそんなことを姉貴に言われなきゃなんねえんだ。
ここは俺の家だぞ…!?
「だって、入ったらあんた、……奈南ちゃんのこと襲いかねないもの」
「はぁ!?襲う……!?」
そんなこと、するわけ………!。
――…ハッ。
したわ、俺。
さっき奈南のこと襲いそうになったわ……。
やべぇ、言い返せねえ。
「そっ、そんなことしねーよ」
「声、上ずってる。バレバレ。取り合えず、落ち着くまでは私が奈南ちゃんのこと見てるから。 光輝は家のことやってなさい」
「くっ……」

