それも いままでにない緊張と共に……――― 握られた手から、光輝の熱が伝わって来るどんどんと熱くなっていくとのが分かる。 ドキドキと微かに伝わって来る脈がいつもより速く感じる。 「うん…――」 私は真っ直ぐに光輝を見上げたまま、ゆっくりとうなずいた…―――