【完】1日遅れのクリスマス






ねぇ、




私、ほんとに期待しちゃうよ……?







「――っ、こう……き…っ」




私は光輝の服をぎゅっと握りしめた。




「ゴメン、ごめんな…遅れてゴメン……。ずっと、待っててくれたんだな」




そう言って光輝は、さらに私を強く抱きしめた。







「ありがとう、待っててくれて。帰ってたらどうしようかと思った…」



そう言う光輝は小さく震えていた。









違うよ……






違うよ光輝………






私、もう帰ろうとしたよ………









もう、光輝とは、終わりだと思ったから……






「――ま…待ってて……って、……言われたから…っ」



私は光輝の胸に顔を埋めたまま、震える声でそう言った。