俺はベッドに座った。
目を覚ますことのない千葉を見てため息が出る。

「……俺、何してんだろ」


酒の席で確かに感じたイラつきは嫉妬というものだ。
嫌いな元カノに抱く感情としては重たい。

しかもそれでこんなとこまで連れてくるなんて…俺は俺がしたいことがわからない。