連れてこられたのは二宮探偵事務所と書かれた看板のあるペナントだった。 そこに入っていく女性の後を追う。 この辺りで初めて、これでよかったんだろうかという疑問を持った。 「やっほー」 「失礼します」 女性は事務所のドアを開ける。 中には楽しそうにゲームをする三人の男女がいた。 「お客さんだよ、岡くんの。携帯直して欲しいんだって」 「またそういう仕事か」 落ち着いた雰囲気の男性が一緒にいた挙動不審な男性に目配せをした。