始まりは些細な復讐だった


そこからどんどん広がった


ガソリンの中にマッチを落とすように


火はいつの間にか拡がり、手をつけられなくなってしまった



私が創り上げた“復讐倶楽部”


脱退した後過ごしてきた日常は何にも代え難い

だけど私の知らない内に抑えきれないほど大きくなったその組織は

私の日常を崩壊させた


知らず存じずでは通用しない

そんな世界を初めて知った