窓を開ける音でこちらに気付き、
オレに向かって微笑んだ。
「どうした?
…眠れないのか?」
「そーゆー訳じゃないけど……。
お前こそ、どうしたんだよ…。」
「………昔の事を、
思い出してた。」
「……ヒナタの事か…?」
そう聞くと、
懐かしそうな目をして
ふっ…と笑う。
「…そうだな…。
それと……
レオンの事。」
心臓が、一回、
どくん…と、
大きく動く。
まるで、オレの中にいる
レオンとヒナタが、
凛に向かって
『ここにいるよー』
って言ってるみたいに…。
「…大好きな奴に
会えなくなるのは、
寂しいよな…?」
こんな状況で
んな当たり前の事、聞くなよ、オレ…!!
「……今は、お前がいる。」
ベランダごしに、
優しい…
そして懐かしい瞳で見つめられる…。
「……ヒナタみたいに無邪気で…
ほっとけないドジで…
そして、
レオンみたいに
お互いを支え合って、
下らない事で一緒に笑える
お前が…
ずっと側にいた。
だから、
寂しくない。」
オレに向かって微笑んだ。
「どうした?
…眠れないのか?」
「そーゆー訳じゃないけど……。
お前こそ、どうしたんだよ…。」
「………昔の事を、
思い出してた。」
「……ヒナタの事か…?」
そう聞くと、
懐かしそうな目をして
ふっ…と笑う。
「…そうだな…。
それと……
レオンの事。」
心臓が、一回、
どくん…と、
大きく動く。
まるで、オレの中にいる
レオンとヒナタが、
凛に向かって
『ここにいるよー』
って言ってるみたいに…。
「…大好きな奴に
会えなくなるのは、
寂しいよな…?」
こんな状況で
んな当たり前の事、聞くなよ、オレ…!!
「……今は、お前がいる。」
ベランダごしに、
優しい…
そして懐かしい瞳で見つめられる…。
「……ヒナタみたいに無邪気で…
ほっとけないドジで…
そして、
レオンみたいに
お互いを支え合って、
下らない事で一緒に笑える
お前が…
ずっと側にいた。
だから、
寂しくない。」

