虹色の騎士団

ケーーン!!!

耳慣れた高い鳴き声に顔を上げると、
丁度狐矢太が真宵の側に現れた所だった。

「本当によくやったね…。狐矢太…。」

真宵はオレがしてやるみたいに狐矢太の首を緩く抱きしめ、
そのフカフカの横顔に自分の顔を埋めた…。

狐矢太も本当に嬉しそうに鼻を鳴らし、

真宵の肩に顎を乗せた…。


そしてオレは。

皆の手を借りて、再生した世界の地面を踏みしめて立ち上がる。

「帰ろう!!
オレ達の家にさ!!」

そう言うと、皆が微笑み頷く。

蘇ったこの世界の事も、
色々興味あるし、

凛達の案内で見て回るのも悪くないけど…。

今は、とにかく家に帰りたい!!!

汚れた身体をお風呂で綺麗にして、

リビングで皆と、
いっぱい話して笑いたい!!!

自分の部屋のベッドで眠ったり、

コンビニに行って、
甘い物を沢山買い込んで、皆で食べたい!!

「じゃ、
舞騎士にはもう一回歌ってもらわないとな。」

そんな風に凛に促され、

口を大きく開き、この世界の綺麗な空気を吸い込んだ。