「ちょっと待てっ!

み、3つも首にそんな痣付けてたら、
何かの病気みたいじゃんか!!

それに真宵は髪の毛下ろしてりゃー
見えないって事だろ?!」

「大丈夫だよー、日向…。
首には1人しか付けないから…。

後の2人は…
鎖骨の上辺りで勘弁してあげるよー…。」

「嫌だー!!!!」

…当然ながら、誰も聞いてくれなかった…。

「さて…
誰から行く…?」

「首はやっぱりー、
凛がつけた所だしさー…。

まあ、譲ってあげるよー…。

…お先にどうぞ…。」

未来にオレの身体を預けた凛が、
暗く笑いながら、首に顔を近付けて………。

「いってぇーーー!!!!」


……その後、
オレの首と両側の鎖骨の上辺りには、
3人と同じように濃い痣が作られ…

全てが終わった頃、
騒ぎに驚いて部屋に入って来た兄貴に、
4人してすげー怒られた…。