虹色の騎士団

4人の力のオーラが部屋の中に溢れかえって…

いつぞやと同じく
物凄い事になってる…。

熱かったり冷たかったり、
モヤモヤしたり痺れたりしている内に、

訳が分からないながらも、
段々腹が立って来た…。


こいつら…
人の部屋ん中で遠慮なく暴れやがって……。

「…めろ…。」

痛む身体をベッドから起こして、
ぎゃーぎゃーやってる4人を睨み付ける。

「止めろ。」

はっきり口にしても、収まる気配がない。

完全に頭にきたオレは身体一杯空気を吸い込んで、
怒鳴り声と共に一気に吐き出す。

「やめろって言ってんだろがーーー!!!!!」


その途端!!
オレの身体からオレンジ色の光が溢れ出して、

4人の騎士の力を包み込み、一瞬にして消し去った…!!!

な………。

あまりの事に
ぽかーんと固まるオレの前で、

全員が嬉しそうに手を叩きだす。

「初めてのー
陽光の力発動ー、おめでとー♪」

「圧倒的だったね…!
おめでとう、日向。」

「良かったですね!!
おめでとーございます!!!!!」

……は………?