虹色の騎士団

レオンは軽くウインクすると、
凛に再び身体を預け、瞳を閉じる。

「…約束は守る。
日向の為にオレの力を開放してやる。

…だから凛。

お前も約束守れよ。」

言い終わったレオンの身体から完全に力が抜け、凛の腕の中に日向の体重がかかる…。

凛はその身体を優しく抱きしめ、
耳元にそっと囁いた。

「レオン。…又な。」