虹色の騎士団

先生の言った通り、
真宵もその少し後に目を覚ました。

3人に助けてくれたお礼を言ったり、

真宵とお互いに謝りあったり、

濡れたソファーの処理をしたり…。

バタバタと動き回ったけど、
確かに身体の方は今はもう何ともないみたいだ…。

だけど…
もし、あのままレオンの最後の記憶にずっと包まれていたら……

オレも真宵も、レオンと同じように…。

そう考えるとやっぱり怖かった…。


最近ずっとそうしていたように、
今日も夕食は全員で食べる事になり、

オレは凛、真宵、未来と一緒に、乾かしたソファーの方に座って、箸を動かしていた。