虹色の騎士団

そこは、学校で…。

オレは自分の席に座り、枕じゃなく、机に両手を置いていた。

ガララ…!!

後ろの引き戸が開く音で振り向くと…。

そこには大人バージョンのカイリ…
つまり虚夢の力が立っていた。

「…何だか元気がないようだ…。」

心配そうな顔でオレに近づき、見つめている。

「お前…どうして…。」

「小さなカイリが夢を見ている間…。

私はこうして、夢と夢とを繋ぐ事が出来る…。

…こうして日向と話す事も…。」

はー…便利な力だな…。

虚夢の力が顔を近付けて来て、熱を測る時みたいに、額と額をくっ付ける。

銀色の髪が、サラサラと顔に当たって、ちょっとくすぐったい…。

虚夢の力が家の学校の制服着てるって事は…

カイリはオレ位の歳になったら、こんな感じの外見になるのか…。

…背、高いな…

くそっ…どいつもこいつも……。