虹色の騎士団

カイリを含むオレ達4人は食卓のテーブルに移動して、
兄貴がそれぞれに淹れてくれた飲み物を飲みながら
『他人を学ぶ勉強』について話し合う。

残りの4人はソファーに座り、
飲み物を黙って啜りながらこっちの様子を見ている。

…気になるなら混ざればいーのに…。

「それでは、勇武君は目的が決まっていますので、
日向君について学んでもらうとして…。

僕達は、どうしましょう…。」

「やっぱさー、
自分とは全然違う奴の事を勉強するのが いーと思うんだよな。」

「自分も そう思います。

そうでないと、この修行は意味のない物になりますからね…。」

「カイリもー。」

オレは3人の顔を各々眺めながら考える。

兄貴は…
頭良いけど、なんかふわふわしてて…
いつもニコニコしながら家事をこなしてくれてる。

手先も器用だし。

…ただ、ちょっと「兄馬鹿」過ぎる所があるよな…。

勇武は…今は隣町に住んでて…

未来に憧れて…身体を鍛えてる。

外見はピアスとかしてて、ちょっと『不良』っぽく派手で怖いけど
熱血漢で結構、涙脆い所もある。

…ネガティブって訳じゃないんだけど、ちょっと気が弱いんだよな…。

カイリは…うん。
今の所、無邪気。