病室に幸せな笑い声が響く。

全ての騎士が揃った今…

オレの力で夜の虹を呼び出し、異世界に渡り…

災厄を倒さなければならない時が静かに近付いて来ている。

オレの騎士の力は、未だ解放されていないけど…。

きっと、それも もう直ぐに……。

そんな予感を感じながら……。

それでもオレは皆と一緒に笑いあう。

この幸せな気持ちを、自分の心に しっかりと焼き付け…

もう一度、この世界に戻って来れるように。

皆とまた…

いつもの変わらない生活を繰り返す為に。


絶対に負ける訳にはいかない……。