「でもさ、
騎士を探す為には
舞乙女の力が必要なんじゃなかったっけ?」
「騎士
を探す位なら、
大きな力を使うまでもありませんから、大丈夫ですよ。
…少しややこしいですか?」
「んー…
まあ、とにかく
その位じゃ災厄には
見つかんないって事だろ?」
兄貴が、またオレの頭を嬉しそうに撫でてるって事は正解か…。
その時、
それまで黙って
コーヒーを飲んでいた
彼方先生が
突然、口を挟んできた。
「………長い。
もっと要点だけまとめて、
簡潔に説明出来ないのか…。」
よーするに、
ただ座ってるのに
飽きただけだろ、
このワガママ大王は…。
「よ…要点だけ…と言われても、
全て大切な事ですし、
日向君には、ちゃんと知っておいてもらわないと……。」
それを聞いて
ふん!と鼻で笑う。
「どんなに骨を折って
詳しく説明した所で、
こいつは今の話を
絵空事としか思っていない。
…わからないのか、香澄。」
騎士を探す為には
舞乙女の力が必要なんじゃなかったっけ?」
「騎士
を探す位なら、
大きな力を使うまでもありませんから、大丈夫ですよ。
…少しややこしいですか?」
「んー…
まあ、とにかく
その位じゃ災厄には
見つかんないって事だろ?」
兄貴が、またオレの頭を嬉しそうに撫でてるって事は正解か…。
その時、
それまで黙って
コーヒーを飲んでいた
彼方先生が
突然、口を挟んできた。
「………長い。
もっと要点だけまとめて、
簡潔に説明出来ないのか…。」
よーするに、
ただ座ってるのに
飽きただけだろ、
このワガママ大王は…。
「よ…要点だけ…と言われても、
全て大切な事ですし、
日向君には、ちゃんと知っておいてもらわないと……。」
それを聞いて
ふん!と鼻で笑う。
「どんなに骨を折って
詳しく説明した所で、
こいつは今の話を
絵空事としか思っていない。
…わからないのか、香澄。」

