虹色の騎士団


「…日向さん。

これが…真実です…。」

勇武は そう言って、
手を伸ばし………

オレの手を強く握りしめる。


……勇武の身体から
ほとばしる黄金色の光が………

オレ達を包み込み……。

光が消えた時、オレの目の前には…


金色の髪と…

そして金色の瞳に変化した姿の勇武が立っていた………。


「…自分が本物の…
雷黄の騎士です。

……あのカイリと言う子供は……偽者です。」