アイツは他に何を言ってた…?
オレは必死で思い出そうとして、
頭を両手で抱える。
あの夢に真宵を助ける手掛かりがあるのなら…。
方法があるなら何でもする…!!
オレは…
もう一度…真宵と話したいんだ…!!
こんなの絶対…嫌だ…!!
早く…早く思い出せ…!!!
…その時、
オレが寝ていた小さな部屋の扉が開く音が聞こえた。
抱えていた頭を上げ、扉の方に視線をやると…
丁度、兄貴と勇武が入って来る所だった。
兄貴はオレが起きているのを確認すると、
勇武の方を見て頷く。
「…日向君。
…勇武君から話しがあるそうです。
あなたにも直接話さなくてはいけないと…
…真宵君から…言われていたそうなんです。」
「真宵から…?!」
身を乗り出したオレの側から凛が離れ、
代わりに勇武が近付いてくる。

