虹色の騎士団

再びオレはあの男の前に立っていた。

男は顔を両手で覆い、
泣いている…。

『このままでは…
彼が連れていかれてしまう…』

「…何…言ってんだ…。

彼って……誰だよ…。」

『氷の力と、もう1つ…。
別の強い力を持つ…
藍闇の騎士…。』

藍闇の騎士って…

「ふざけんな!!
真宵は、何処にも行かねぇっ!!!」

『抗えない災厄の力…。

それが彼を掴み…
連れて行こうとしている……。

彼は気付いてしまった…。
その力故に…。だから…。』


「止めろ!!

真宵が…あいつが、居なくなる訳ない!!!」

男に掴みかかり、殴ろうとした時…。

相手の瞳がオレを捉える。

途端にオレは、指1つ動かせなくなった。