虹色の騎士団

カイリはオレと彼方先生が一緒に居ると、
特に機嫌が良かった。

兄貴の事は、
「かすみおにいちゃん」
と呼び、

未来、凛の事は
「みらいちゃん」
「りんちゃん」
と各々の名前を覚えた。

所が…。

何故か真宵を怖がって見ようともしない…。

真宵が側に居ると何故か眉をしかめ、オレにしがみつく…。

「こら、カイリ!
真宵ちゃん、だろ!!」

ちょっと怒ると、渋々…と言った感じで

「まよい」

と、呼び捨てにした。


「…………。」

そんなカイリを見つめ、真宵は黙って耳朶をいじってる…。

「ごめんな、真宵。
ちゃんと言い聞かせておくから…。」

謝ると、『え?』って感じでオレの顔を見て、

「あ…。

…大丈夫だよ。

小さな子供には、大人に見えない物が見えたりするから…。

きっと俺の力が見えているんだよ。」

そう言って、小さく笑う。