虹色の騎士団

「日向…。」

名前を呼ばれて顔を上げると、凛にキスされる。


酔っ払ったオレが昨日、凛にした大人のキス。


…彼方先生が兄貴にしてたようなやつ…。

「ふ……。」

長いキスに思わず声を漏らすと、凛が唇を離す。

「……何すんだよ……」

照れてしまいそう呟くと、凛は、ふっ…と笑う。

「約束のちゅー。」

それも昨日、オレが言った事だ……。

し、仕返しのつもりかよ…。


「………ヤバい…。」

そう呟くと、いきなり凛がオレから離れて後ろを向く。

「凛?」

背中を触ると、オーバーに飛び退く。

「い、今は…触るな!」

「はあ……?」