虹色の騎士団

いきなり未来が、
がばっ!と肩を抱き寄せて来て
ぼそっ…と呟く。

「………で?
日向、もしかしてー
…凛の事ー……襲っちゃった?」

げほっ!!と音を立てて、兄貴がむせ込む。

「んんんな訳ねーだろ!!!!」

慌てて兄貴の背中を擦りながら未来に向かって怒鳴る。

「ふーん…遠からず…って所か………。」

こ、こいつ…。

オレは思わず真っ赤になった顔で未来を睨んだ。

「まー、
ちゃんと話せば仲直り出来るよー。

凛も怒ってる訳じゃないんだしさー」

は、話すか…

そーだよな…ちゃんと昨日の事、謝りたいし…。

だけど話す前に、ちょっと頭冷やして色々考えたい…。

「オレ…!!
ちょっと散歩してくるっ!!!」

そう言って談話室から足早に出て…


とにかく全速力で玄関に向かって走っていった……。