虹色の騎士団

とにかく落ち着こうと日向から目を反らし、深く息を吐き出す。

がしっ!!

「な……」

今度は、いきなり手を回して首の後ろを掴み、頭を固定される。

(今度は何だ……!!)

膝立ちした日向が、冷たく笑いながら凛の顔を見下ろす。

「ふん……!」

鼻で笑い、そのまま凛にキスをしてきた。

「……!!!」

しかもこれは…。

未来と初めて会った日に、彼方が香澄に路上で行っていた……

見よう見真似の大人のキス………。

……もう…駄目だ……。

自分の中で、何かが音を立てて崩れていくのを凛は感じた…。

離れそうになった日向の唇を追いかけて、今度は自分からキスをしながら、

脇の下から両手を回し日向の肩を下に押して、

自分の腕の中に抱きしめる。