「あれー?凛はー
オレと仲直りのちゅー、したくないのー?」
日向は語尾を伸ばし、
癖であるかのように、自身の唇を人差し指の横の部分で、ぷにぷにと押し擦る…。
この『覚えのある口調とポーズ』を目にして、凛は衝撃を受けた。
こ、こいつ…!!
普段、未来に同じような事言われて突っ込んだりしてたのに…!
何だかんだ言って、
無意識かつ確実に未来の影響受けてるじゃないか……!!
最も…
未来の真似を日向がしても、格好良いとかセクシーというよりも、
どうしても、可愛く甘えてるようにしか見えない…。
マズい…気をしっかり持たないと大変な事になる…。
クラクラしてきた頭を軽く振り、日向を支えていた両手を脇から抜き、目の前にぺたん…と座らせた。

