虹色の騎士団


「?」

訳が分からず、ぽかん…としてると、2人が顔を見合わせて…

「…流石に付き合いの長さでは敵わないと思っていたけれど…

むしろ全然、意味がないみたいだね…。」

「まー…、どっちにしろー、ぼくは最初から、

誰にも負けるつもりも、譲るつもりもないけどねー。」

2人同時にニヤリ…と笑い、がしっ!!っと握手まで交わしてるけど、
何なんだ…一体…。

「さあ、とにかく先に進もう。
こうしていても仕方ないからね。」

促されて、また歩きながら3人で他愛もない話をする。

だけど…。

さっきの、何か引っ掛かるんだよな…。

「修行の方は、順調?」

「んー、久々に本格的に身体動かすのって気持ちいいーって感じかなー」

「そう、それは何よりだね。」