「計画…?」

「そっ♪
香澄から聞いたよー。

んー、ぼくも楽しみー♪」

ベットから立ち上がり、
通りすがりにオレの頭を撫でながら、軽くウィンクする。

「やっぱさー、夏休みって言ったらー、たーくさん遊ばなきゃね♪」

未来は、そのまま廊下に出ていき、
階段を下りていく足音が響いてくる…。

計画って…

遊園地に行く日の事…?!


ふ…と畳に目をやると

昨日、オレが持って来た
遊園地のガイドブックが
開いたままにして置いてあった。

オレは再び昨日の夜みたいにワクワクした気持ちを感じながら
洗面所に向かう。

早く顔を洗って、

朝ごはんを食べながら、取りあえず4人で

「楽しい夏休みの計画」
をしよう!

真宵と彼方先生にも、後で話さなきゃな。

うん、やっぱり夏休みって、いいな♪