虹色の騎士団

「んんー…。」

布団が気持ちいい…。

なんか安心する匂いに包まれてる…。

これ…何の匂いだっけ…?

石鹸の香りなんだけど、
もーちょっと違うような…。

【つんつん…】

……何だよ、頬っぺた
つつくなよ…。

もーちょっと寝てたいんだから………

【ちゅっ!】

……?

何だ…今の…。

誰かがオレの布団に潜り込んで来て…。

口に………。

「日向ー、早く起きないとー…
本気で襲っちゃうぞー…」

……………。

「攻撃前カウントよーい…。

さーん…にー…いーち……」

「…………!!!」

ここで、一気に目が覚めた。



目を開けると、視界一杯に未来の顔が…!!

「おはよー…♪日向は、
今朝も、可愛いーね♪」

未来が、オレのベットに一緒に横になってたっ!!!

訳が分からず、頭が真っ白になる。

「な………なんで…」