小学生や中学生の頃は、よく、こーして夜中に凛の部屋に遊びに行ってた。

忍者みたいに忍び込む
『こっそり感』が楽しくて、

寝ている凛のおでこに
イタズラ書きしたりもした。

凛が起きてる時は、
ただ喋ったり、一緒に宿題したり。

結局、そのまま凛の部屋で寝ちゃったり…。

学校で毎日顔合わせてるはずなのに、
何でか夜のお忍び遊びもやめられなかった。

朝起きると、いつの間にか必ず自分のベットで寝てて…。

今思うと、
兄貴が迎えに来てくれてたんだよな、あれはきっと。