「そうだ、皆で遊園地とか行こーぜ!!

なんか夏のイベントやってるみたいだしさっ!」

「そうだな。」

はしゃぎまくるオレを、
凛は微笑みながら見つめてる。

「じゃ、後で計画とか立てよーな!!」

そう言って、玄関前で凛と別れる。

「ただいまー♪」

「お帰りなさい、日向君。
ご機嫌ですねー。」

「そりゃーもう!!」

夏休みって、他の休みよりワクワク感が断然上だよなー。

「直ぐに、お昼作りますから、
着替えて待ってて下さいね。」

「はーい!」

鼻歌歌いながら、自分の部屋に行く。

学校から帰って来たのに
まだ昼、ってゆーのも、休み前ならではって感じでいーなぁ…♪

ちょっと浮かれ過ぎかもしんないけど、

『夏休み』なんだから
しょーがないよな。