虹色の騎士団

「私が、ここにいる…。

安心して眠るんだ…。」

オレは、ゆっくり瞳を閉じて…

先生の胸の鼓動を聞く……。

そうしている内に、あっという間に気持ちのいい眠りの闇の中に落ちていった…。


………………………………

日向が眠った30分程後………。

寝室の扉が そっと開き、
香澄が顔を覗かせる。

彼方は日向の様子を確認して、軽く頷く。

薬が、きちんと効いたようで静かに眠っている…。

ベットから そっと抜け出し、

隣のリビングに香澄と共に移動する。