「言ったでしょー?

今日は、おしまいーって。

…ちょっと、期待しちゃった?」

自分の口元に、
握った拳を置き、

オレの額を指でつつく。

「日向のぉー…えっち…♪」

そこで、よーやくからかわれてた事に
気付く………。

「…変な冗談、言うなよな……。」

そう言って睨み付ける。

全く…

こいつとの会話は
いつも、このパターンだよ…!!!

「さーて…どこまでが
ぼくの本気でー、

どこからが冗談かなー?」

そう言い残すと、
オレの返事を待たずに…。

未来は、さっさと
台所に向かって歩いていってしまった。

いきなり取り残されたオレは、
ぼんやり考えてみる…。

どこまでが、未来の本気………?

……………。

…そんなの、分かんねーし。