虹色の騎士団


「あー!さっぱりしたー!!!」

風呂から上がったオレは、タオルで髪を拭きながら、畳に座る。


あの後、

あのまま帰って来よーと思ってたのに…。


いつの間にか未来が
オレより、ぐんぐん早く走り始めて…。

商店街から遠く離れた所にある大きなスーパーまで、もの凄いスピードで
走らされた…。

走り過ぎと、変な冷や汗かきまくってたオレは、

凛の家に入るなり、風呂に押し込まれた。


一旦、家に帰って、
シャワー浴びて
着替えてこよーと思ってたのに…。


脱衣場には、しっかりと、
オレの部屋着と
下着まで
先に運び込まれてた…。